妊娠、出産にまつわるデータ集:第12回 
婦人科検診の受診率

2015.04.10

ミキハウス編集部

婦人科検診を毎年受けている女性は約4割

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2014年、オレンジページが大塚製薬と共同で、女性1,040名(20代以下63人、30代261人、40代474人、50代197人、60歳以上45人)を対象に「女性の健康意識調査」を実施。婦人科検診の受診頻度を調査したところ、毎年受診しているのは全体の約4割。年代別にみると、20代以下36.5%、30代36.4%、40代42.8%、50代45.2%。最も受診率が高い50代でも半数を切る結果になりました。(図2)

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婦人家系のがん検診の国際比較をみても、日本の子宮頸がん、乳がん検診の受診率は、OECD(経済協力開発機構)加盟国30カ国のなかで最低レベル。欧米の検診受診率が6割以上であるのに対し、日本はわずか4 割足らずとなっています。(図3)

ブライダルチェックに関しては、2010年9月の調査で妊娠前に受診した人の率は12%という結果が。そのうち、病気が見つかったり、「注意すべき所見がある」と言われた人は18%でした(出産・育児に関するコミュニティサイト「ベビカム」調べ、全回答者413人中)。

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