<今回の掲載データ>
■出産時に重度の悪阻(つわり)・切迫早産・帝王切開などによる入院・手術などのトラブル発生率
■悪阻で通院、入院した割合
公益財団法人「母子衛生研究会」によると、一般的な安産の条件とは、(1)娩出力(母体が胎児を押し出す力)、(2)生まれてくる赤ちゃんの状態、(3)産道の状態、これらすべてが整っていることを指すといいます。反対に、これらのいずれかの段階で状態が整わない場合、ママとお腹の赤ちゃんの安全を最優先に、薬を投与したり、帝王切開などの外科手術を行ったり、適切な処置をとることになります。
25歳~39歳の妊婦の約3割が入院・手術などのトラブルを経験
2013年、ライフネット生命は3年未満に出産を経験した25~39歳の先輩ママ1,000人に、「妊娠出産時のお金に関する調査」を実施。その中で、先輩ママのみなさんに、「直近の出産時に重度の悪阻(つわり)・切迫早産・帝王切開などによる入院・手術などのトラブルがあったか」について尋ねました(図1)。