<今回の掲載データ>
■不妊を心配したことのある夫婦の割合
■不妊治療を経験した夫婦の割合
■特定不妊治療助成事業における助成対象件数
赤ちゃんをつくろうと努力しても、何らかの理由でそれがかなわない不妊症。晩婚化・晩産化も進むなか、不妊症は現在どのような状況にあるのでしょうか?
夫婦の3割が不妊症を心配したことあり
「不妊症」とは、「定期的な性生活を送り、とくに避妊などをしていないにもかかわらず、2年以上妊娠しない場合」を指します。排卵日前後に性行為を行った場合、妊娠した人の89%が6周期(約半年)までに、99%が12周期(約1年)までに妊娠したという研究結果もあり、一般社団法人・日本生殖医学会は、妊娠を望むカップルが1年を経過した時点で妊娠していない場合、不妊症の検査を受けることを勧めています。