赤ちゃんが生まれたらやるべきこと(18)
歯みがきをはじめましょう

2016.03.18

ミキハウス編集部

歯みがきはお遊び感覚で楽しく

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ほとんどの赤ちゃんがお口の中を触られるとイヤイヤというかもしれません。「お口をちゃんと開けて!」「じっとしてなさい!」なんて言われつづけると歯みがきが嫌いになってしまう子もいるようです。

遊びの延長として歯みがきをはじめてみてはどうでしょう。替え歌で歯みがきタイムを習慣づけた先輩ママもいます。

「♪げんこつ山のたぬきさん、おっぱい飲んだら抱っこして、アーンしてきれいに歯をみがこう♪なんて替え歌をいろいろ作って、みがきました。子どもはママにいっぱい抱っこして遊んでもらえる時間と思ったようで、毎日楽しみにしていました」(30代ママ)

赤ちゃんがすんなりお口を開けてくれたら、しめたもの。スキンシップを楽しみながら、ママ、パパもゆったりとした気分でお手入れしてあげましょう。

赤ちゃんの歯みがきに神経質になりすぎたことをちょっぴり反省している先輩ママの話です。

「丈夫な歯は一生の宝物と考え、乳歯が見えはじめたときから1日2回欠かさずにブラシでみがきました。あまり動かないうちはうまくいっていたのですが、そのうち遊びたがって暴れるようになり、あぶないのでこちらも必死に押さえつけてしまって悪循環に陥ってしまいました。しばらくは赤ちゃん用のカミカミ歯ブラシをおもちゃ代わりに与えるだけで我慢。1歳半を過ぎたころ、ようやく私の仕上げみがきを受け入れたという感じです」(30代ママ)

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「口の中にブラシや指を入れられることをとにかく嫌がりました。せめてガーゼで拭かなくてはとがんばってみたのですが、どうしてもやらせてくれず本当に困りました。小児科の先生に寝る前に白湯を飲ませるだけでもいいよと教えられ、肩の力が抜けました。そしたら、子どもも歯のケアを嫌がらなくなったんですよ」(30代ママ)

こんなアイデアで赤ちゃんのイヤイヤを乗り切ったママも。

「歯みがきをするときに、鏡を置いて口の中を見せながら一緒にやってみたら、嫌がらずにうまくできました。いきなり歯ブラシを入れて磨こうとすると、口の中で何をされているかわからず、不安だったのかな。『こんなふうに磨くとばい菌さんがいなくなって、歯がピカピカになるんだよ』とお話ししながらやるようにしたのも、よかったようです」(30代ママ)

赤ちゃんとコミュニケーションをとりながら、歯みがきをするのはとてもいいですね。「上手にお口を開けられたね」「いい子でがんばったねぇ」などという言葉で、赤ちゃんをほめてあげるのも効果的なようです。無理強いは逆効果になることが多いので、赤ちゃんのペースに合わせて気長につき合いましょう。

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