赤ちゃんが生まれたらやるべきこと(8) 
予防接種を受ける

2015.10.15

ミキハウス編集部

生後2か月ぐらいになると、赤ちゃんはママ、パパの目をじっと見つめたり、にっこり笑ったり、「あー」「うー」と声を出すなど、表情が豊かになってかわいさがいっそう増してきます。ママ、パパも育児にちょっぴり余裕が生まれる頃です。

そんな時期に受けはじめるのが「予防接種」。「乳児期に受ける予防接種の種類」「接種スケジュールの立て方」「受けるときの注意」などをまとめました。

 

予防接種は感染症から赤ちゃんを守るため

予防接種は、ウィルスや細菌によって人から人へとうつる病気「感染症」を予防するための効果的な手段のひとつです。感染症には、軽い症状のものから、赤ちゃんがかかると深刻な合併症を引き起こすもの、時には命にかかわるほど重症化するものまでさまざまあります。

赤ちゃんは、へその緒を通じて、また母乳によってママから病気に対する抗体(免疫)をもらっています。でも、これらの抗体も生後3か月ごろから少なくなってしまいます。そのため、ワクチンによって病気から赤ちゃんを守る方法がとられるのです。

予防接種は、病原性(毒素)をなくしたり、抑えたりしたワクチンを赤ちゃんに接種して、体に負担をかけることなく抗体を作り、感染症にかかりにくくするものです。また、たとえかかっても軽い症状で治まります。

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