赤ちゃんが生まれたらやるべきこと(17)
おうちの危険度をチェック

2016.02.15

ミキハウス編集部

■4~6か月ごろから始まる寝返り期

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おもちゃをつかんで振ったり、口に入れたりするようになるのが4か月の頃。5か月を過ぎて寝返りができるようになると赤ちゃんの移動範囲はグンと広がります。6か月ごろにおすわりを始める赤ちゃんは視野が広がり、見たものに手を伸ばして取るという一連の動作をスムーズに行うようになります。

お口に入るものや、なめてはいけないものは赤ちゃんの手が届くところに置かないように気をつけましょう。またおすわりすると両手を自由に動かせるので、手が届く場所も増えてきます。

ママ、パパはいよいよ目が離せなくなったことを実感するようです。

「よく眠っていたので柔らかいクッションの上に置いていたら、寝返りしたらしくうつぶせになっていて、顔が埋もれてもがいていました。寝返りが上手になった頃で硬い床ならうつぶせから仰向けになれたのに。それからは掛け布団の上にも寝かせないように気をつけました」(30代ママ)

「少しの間だからとソファに寝かせて、宅配便を受け取りに玄関へ行ったわずか1分ほどの間でした。大きな泣き声で慌てて戻るとソファから転落していました。さいわいじゅうたんが厚かったおかげでけがはしませんでしたが、ちょっとの間でも油断できないと思い知りました」(20代ママ)

「子どもと留守番をしていたとき、リビングに寝かせていたのに気がついたらいなくなっていて焦りました。見つけたのは玄関のたたきの上です。段差はほとんどなかったので、幸いけがはありませんでしたが、ここまで何回寝返りしたのだろうと驚きました。部屋のドアはいつも閉めるようになりました」(20代パパ)

「何でも口にいれたり、なめたりするのでティッシュやリモコンなどを床の上に置かないように主人にも協力してもらいました。スリッパもなめてしまうのでしばらくは使うのをやめました」(30代ママ)

寝返りでどこまでも移動してしまったり、何でも口に入れたりするのがこの時期の赤ちゃんです。赤ちゃんの手が届くところにはできるだけモノを置かないなど、誤飲や転落などに注意したいですね。ちょっと面倒でも赤ちゃんが成長するために必要なステップと割り切って、しばらくの間はお部屋のインテリアやパパ、ママの生活スタイルを変えてみましょう。赤ちゃんが成長するために必要なステップと考えれば、それも楽しいものです。

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