先輩パパたちは自分なりのやり方で、上手に子育てを楽しんでいるようです。まずはこういう育て方をしたい、こういう関わり合い方をしたいという思いがあり、そこから必要なグッズを探す、という方法もあるかもしれません。
最後に前出・野村さんに、日頃店頭に立ってパパやママを見ている体験をもとにお話を伺いました。

「ちょうど“イクメン”という言葉が聞かれるようになった頃から、パパの子育てへの意識が“ママのお手伝い”から着実に変化しているなと感じています。パパが主体となって自分の関心や興味のあることに赤ちゃんとママを巻き込んでいく。自分が行きたい場所、したいことを赤ちゃん、ママと共有したいと思われているようです」
ママと同じように赤ちゃんのお世話をしなくちゃ、ママのようにうまく子どもと接しなくては、と思う必要はありません。なにもママと同じようにできなくていい。むしろ、違うからこそ子どもには刺激があって、より楽しい時間が過ごせる…。子育てに自信をもてずに、距離を置いてしまいがちなパパもまだまだいるでしょうが、ママにはママの役割があるように、パパにはパパの役割があります。自分なりのやり方で子どもと接してみて、パパからわが子へのメッセージを届けてみては?