パパも思わず前のめりになる!
男性目線で選んだ「子育てグッズ」

ミキハウス編集部

「イクメン」という言葉も定着してきた昨今、みなさまのまわりにも積極的に子育て参加をする男性が増えてきているのではないでしょうか。たとえば、公園でパパとよちよち歩きの赤ちゃんがふたりだけでお砂遊びをしていたり、スーパーで、ベビーキャリアに赤ちゃんを抱えながら食料品を選ぶパパの姿があったり……。そんな風景も、もはや珍しいものではなくなってきました。

一方で、どうしても子育てに自信のもてないパパ、どうやって子どもと接していいのかわからないパパもいるのではないでしょうか。今回はそんなパパが自信をもって子育てできるグッズ、さらには、パパならではの子どもとの接し方を紹介したいと思います。

 

“パパならではの子育て”をサポートするグッズ

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まずは、子育てグッズを数多く取り揃える「ミキハウス マム&ベイビー」越谷
レイクタウン店のスーパーバイザー・野村万亀さんとバイヤーの梨本幸裕さんに、パパにおすすめのアイテムを教えてもらいました。

「ファザーズバッグ」
《子育てシーンだけでなく、ビジネスシーンにも使えるファザーズバッグ》

赤ちゃんとのお出かけは、どうしても荷物が多くなるもの。容量の大きいバッグは必需品ですが、さらに、手早く赤ちゃんの世話ができるように設計されている機能性に優れた「マザーズバッグ」があると便利です。

とはいえ、パパからすると、赤ちゃんのためとはいえ、マザーズバッグでは気持ちが上がらないという人もいるのでは? そんなパパには「ファザーズバッグ」がおすすめです。

パパでもママでも使えるバッグも多数ありますが、パパ向けのファザーズバッグも、バッグブランドやアウトドアブランドからたくさん発売されています。

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そんななか、野村さんが教えてくれたのは、日本のブランド「dad’cco(ダディッコ)」のもの。

ダディッコは男性の子育てを応援することを目的として2008年に始まったブランド。そんなダディッコのバッグをオススメした野村さんは、この商品の魅力についてこう説明します。

「こちらはトートバッグとして販売されていますが、おむつ替えパットや離乳食の携帯にも便利な保冷ポーチが標準装備でついていて、ファザーズバッグとしてお使いいただけます。また、中には衝撃吸収のパッドがあり、パソコンを入れて持ち歩け、通勤バッグとしても使えるので、ビジネスマンとしてもがんばパパ向けの商品。実際、男性の方に多くお買い求めいただいております」(野村さん)

こちらのバッグ、旅行や出張のときにキャリーバッグに取りつけられるベルトがついていたり、外付けの大きなポケットは片手で開閉ができるボタンになっていたり、使いやすさ抜群だそうです。

さらに斜めがけ用のショルダーベルトもついていますが、持ち手やベルトの素材はどれも自動車メーカーの安全基準をクリアした強度をもつシートベルトと同じものを使用。強度面もさることながら、交通事故で父親をなくした自動車エンジニアの「絶対に事故を起こさない車を作りたい」という願いに共感し、シートベルト素材を採用しているとのこと。また、同社では売り上げの一部をNPO法人「交通遺児等を支援する会」に寄付しているそうです。

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「パパのアクティブなお出かけや、ワイルドな使い方にも耐えられるおすすめのバッグです」と、2児のパパであるミキハウスの梨本さんも太鼓判を押します。

マザーズバッグだと「持たされている感」が出てしまうと敬遠していた人も、これなら問題なし。オンとオフ、またパパとママの両方が使えるバッグです。

 

「三輪のストローラー」
《パパと赤ちゃんが一緒にランニングできるベビーカー》

仕事と子育てで忙しく、自分の時間がもてないというのは、ママだけでなくパパも同じこと。それなら、趣味の時間を子どもといっしょに過ごしてみるのはいかがでしょうか?

運動が好きなパパなら、赤ちゃんとのお散歩の時間をランニングの時間に。なんと「ジョギングモード」のついているストローラー(ベビーカー)があるんです。

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それがスウェーデン発のアウトドアブランド「スーリー」から発売の「スーリーアーバングライド1」。車のベースキャリアやルーフボックスのメーカーとしても有名ですが、ストローラーでもその技術力の高さを見せています。

「大きなエアタイヤとサスペンションで赤ちゃんの乗り心地のよさはもちろんのこと、前輪をジョギングモードとお散歩モードに簡単に切り替えることができるので、ストローラーを押すパパが走ってもOKです」と梨本さん。

また、ベビーカーの持ち手のハンドルバーの高さや赤ちゃんの寝ている角度に合わせてシートの調節ができ、ワンアクションで折りたたむことが可能です。そんな優れた機能性に加え、スマートなデザインもパパが好むところです。

ちなみに1歳の娘を持つパパだという取材スタッフのひとりは、このグッズに興味津々で「かっこいい!」「すごく使いやすい!」「娘を乗せて散歩したい!」を連呼。その様子を見た野村さんは「こういうパパ、すごく多いですよ(笑)。是非、お買い求めいただいて、娘さんとの楽しい時間を過ごしてくださいね」とアドバイスしてくれました。

 

「ベビーキャリア」
《アウトドアグッズのようなデザインがパパ好み》

ベビーキャリアを使うパパは当たり前になってきましたが、せっかく使うなら自分の手持ちの洋服にも合うデザインのものを選びたいという人も多いでしょう。

そんなパパには、登山用リュックのデザイナーが手がけたベビーキャリアはいかがでしょうか? 

木製チェアなどの北欧家具でも知られるノルウェイ発のブランド「ストッケ」のベビーキャリアは、肩ベルト部分がまるでバックパックのように見え、カラビナの金具が付く、まさにアウトドアグッズのようなデザインでパパにも大人気。

子どもの目線を第一に考えるコンセプトを持つ同ブランドらしく、このマイキャリアも成長する赤ちゃんにぴったりフィットさせることができ、さらにパパ、ママそれぞれの異なる体型や背丈に関わりなく、ハーネスで調整可能です。

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また、おんぶで使った場合、2段階に高さを調節可能できるため、赤ちゃんに好奇心が芽生える頃には高めに設定し、より広い世界を赤ちゃんに見せてあげることができます。高い高いパパのおんぶで、子どもにさまざまな発見をさせてあげたいですね。

肩ベルトと背中部分は「ペアレントハーネス」で一体化されていて、中にはアルミ製のバーが内蔵。「強度が抜群で、お子さんの体重がうまく分散されるため、疲れにくい構造になっています」(梨本さん)。

柄物の用意はなく、色はディープブルー、レッド、ブラック、ブラウンとあくまでもシック。シンプルなデザインに共感するパパは多いようです。

 

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