ママの腕の中でコクコクとおっぱいやミルクを飲む赤ちゃん。授乳は赤ちゃんとの強いきずなを実感させてくれる時間ですね。でも、赤ちゃんの成長とともにおっぱいを卒業する日がやってきます。
卒乳とは、赤ちゃんがおっぱいやミルクを欲しがらなくなり、ママが授乳をやめることです。「卒乳のタイミングの目安」「卒乳への準備」「卒乳後の寝かしつけ」などについてまとめました。
卒乳のタイミングは赤ちゃんによって違う
以前は授乳をやめることを「断乳」と呼び、離乳食が進んだら大人が時期を決めておっぱいやミルクを与えるのをやめるのが普通でした。最近では、赤ちゃんがおっぱいや哺乳瓶から離れていくのを待つ「卒乳」という形が広まっています。
生まれて数か月は、成長に必要なすべての栄養をおっぱいやミルクからとっていた赤ちゃん。離乳食が進んでも、授乳はスキンシップとして大きな意味をもっています。赤ちゃんは大好きなママからおっぱいやミルクをもらうことで安心感や満足感を得ているのです。