森三中・ムーさんの子育て日記 Vol.35

ミキハウス編集部

働くママの場合、子どもが小さくても泊りがけで人に預けることもあるでしょう。ムーさんもついに、それを初体験。親も子も思わず、涙の出る出来事だったようです。

 

☆試練☆

先日、海外の仕事があったため、一週間娘を北海道のじいちゃん、ばあちゃんに預けることにしました。

毎日私がお風呂に入れて寝かせているので、長いお泊まりは心配でしたがチャレンジしてきました。

北海道に着いた日は一緒に過ごし、慣れてくれるようにと、じいちゃん、ばあちゃんがいっぱい遊んでくれているのを見て安心しました。

以前に帰省したときよりも、興味がたくさんあって、自分からいろんなところへ顔を出し、誰に抱っこされても大丈夫そうでした(^_^)

遊んでいる娘を見て、とりあえずホッとして「よかったなぁ~」といつものように布団に入り、娘のスヤスヤ寝ている横顏を見ていると、私の方が涙が出てしまって……(T_T)

一応娘には、「少し会えないけど、すぐに迎えに来るからね」と説明はしていたのですが、どのくらいの時間に感じるかな~と、長く会えないような感覚になるんじゃないかと心配でしたが、娘にも試練として、がんばってもらいました。

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お別れの日は何の心配もいらない感じで、ばあちゃんに抱っこされ、私を「バイバイ」と元気よく見送ってくれました。

後で聞いたところ、このときは大丈夫だったのですが、しばらくしてお母さんがいなくなったのがわかったら「ママ! ママ!」と泣いて呼んでいたそうです。
これも試練(>_<)

1日目はさすがに泣いている時間があって、寝かせるのに少し手がかかったようですが、2日目からはだいぶ落ち着いたというので、たぶん割り切ったんじゃないかと思います。

かぁちゃんいつ会えるかわからないから、とりあえず今の生活に合わせるかっ!

って子どもなりに感じたんだと思いますね~。でも会えない間にテレビに出ている私を見て、「ママ! ママ!」とまた思い出してしまったようで。

見ているときはよろこんでいたらしいのですが、寝るときに思い出しちゃったみたいで「ママ~」と泣いてしまい、じいちゃん、ばあちゃんは「よかれと思って見せてしまったけど、逆効果だったかも」と言っていました。

娘が思い出して泣いて、手間がかかって世話するのは大変だったと思いますが、それを聞いて私は少しうれしかったり……。まだまだ甘えてくれる娘がかわいいなと。

北海道に迎えに行き、一週間ぶりに会ったときは、娘は目に涙をためつつもうれしかったようで、涙はこぼさず抱っこをアピール! そこからはめちゃめちゃお世話になったじいちゃん、ばあちゃんそっちのけで「ママ~」と言って誰の抱っこもイヤ、イヤとハッキリ断っていました(笑)。

あんなにお世話になったのに、気まずいです(^_^;)

そこからはベッタリ親子の時間が続きましたが、離れていた時間が余計に愛しかったので、いくら「抱っこ」とせがまれても、まったく苦じゃなかったですね~。本当によくがんばってくれました!! 試練お疲れさま!!

*   *   *

まだ1歳9か月のお子さんと一週間も会えないなんて! 仕事とはいえ、親子ともどもさみしい思いをしましたね。でも、だからこそ、再会したときの喜びはひとしお。抱っこが苦ではなかったのもよくわかります。「気まずいです」の言葉にも共感(笑)。貴重な体験でした!

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