赤ちゃんに何着せよう? 
春(2月~5月)の着こなし

2016.02.22

ミキハウス編集部

冬生まれの赤ちゃんが、本格的にお出かけを始める春先。ママ、パパもコートを脱いで、家族みんなでお出かけをしたいものです。

でも、この時期はポカポカ陽気の暖かい日があったり、冬に逆戻りしたような寒い日があったりします。「どんなお洋服で出かければいいの?」「室内と屋外の気温差に対応するにはどうすれば?」など、季節の変わり目だからこその悩みもあるでしょう。

ミキハウス 京都伊勢丹店の子育てキャリアアドバイザー(KCA)の佐久眞宏枝さんに、春先の着こなしについて教えてもらいました。ご自身も6歳のお子さんをもつママです。

 

【2~3月】肌寒い日もある春先は“薄手のものを重ねて”快適に

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生後3~4か月くらいまでの赤ちゃんには、室内では“短肌着+コンビ肌着+カバーオール”の組み合わせで着せてあげるといいと思います。月齢がすすむと暖かい日なら肌着(ボディシャツ)+カバーオールでも大丈夫。肌寒い日ならこれに胴着、ベストを加えるといいですね。

40-5711-356(胴着)

「胴着」というのはあまりなじみのないアイテムかもしれませんが、ひもで結んで脱ぎ着させられるベストのこと。肌触りのよい無撚糸パイルを使った短胴着は、生後すぐから6か月くらいまで着せられます。無撚糸を使った素材は、ふんわりとやわらかで、洗濯しても風合いが損なわれにくいもの。薄手ですが、動きが活発になるこの時期、肩とおなかをカバーし、手足の動きも妨げないのでとても便利。おなかの部分も打ち合わせになっているので、とても暖かいんです。

季節の変わり目で温度調節が必要な春先の着こなしは、“薄手のものを重ねる”ことをポイントにすればいいと思います。

お出かけをするときは、カーディガン、ポンチョ、ケープなどの羽織りものをプラスして。着脱させやすいカーディガンやケープなら、風の冷たい日や、屋内、屋外の寒暖差に簡単に対応できると思います。綿ニットのケープやカーディガンは、とくに春らしくておすすめです。また、レッグウォーマーや帽子などの小物と合わせて上手に活用したいですね。

また、紫外線が多くなってくる時期でもあるのでUVケアも始めるといいでしょう。赤ちゃん用のUVクリームもありますが、羽織るだけで紫外線を90%カットできるアイテムや帽子などもそろえておくと安心ですね。

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それから、もうひとつ。春はめまぐるしく天候が変わるので、1枚持っていると便利な「キャリーケープ」は、冬に舞い戻ってしまったような天気のときにも重宝します。持っていらっしゃる方は、春が来たからといって早めにしまい込まないほうがいいですよ。

ミキハウスでは、4wayのものをご用意させていただいていますが、「おくるみ」「縦抱き」「おんぶ」「ベビーカー」で使えるタイプになります。

ベビーキャリーを使って抱っこでお出かけというときには、ベビーキャリーに装着して赤ちゃんを寒さから守ります。ママコートよりかさばらず、赤ちゃんの上からかけるだけなのでつけやすく、同時にママがおしゃれを楽しめるので、多くの方に好評いただいています。色味はベージュ、紺、グレーなどパパが使っても自然なものが人気。新生児からベビーカーに乗れる間は、ワンサイズでずっと使っていただけます。

次のページ 【3~4月】春のおすすめ素材 やわらかな天竺の華やかな色目でコーディネイト

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